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古墳とヤマト政権―古代国家はいかに形成されたか (文春新書 (036))
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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文献中心の推測に比べてリアルに感じた
畿内を中心に各地の古墳から日本の成立過程を探っている。
以前、邪馬台国や神話に関する本を読んだ時期があったが、この時代はどうしても記・紀や魏志倭人伝など文献中心の推測(文献の内容の真偽も含めて)が中心になる。それらに対して、古墳という「証拠」が語るこの本の内容が非常にリアルに感じた。もちろん、考古学の世界だって、発見・発掘されたものの時期の比定という大きな問題があるわけだが、文献・考古学・民俗学などいろいろな分野の本を読むべき、と感じさせたのがこの本。関東北部の古墳群についてもこの本を読んで関心が高まった。
何故か惹かれる古墳の話はやっぱり楽しい
シンプルなのに謎めいた前方後円墳などの姿に以前から惹かれているんですが、考古学上のデータの集積だけから随分と沢山の事柄が判るものなんですね。当時の列島内の政治力学や大陸・半島の政治情勢が、各地の古墳の形態や規模の差異にダイレクトに反映されているんだ、と納得させられました。大小無数の古墳造営の営みに思いを馳せていると、時空を超えて我々と同じ日本人の姿がオーバーラップしてくる気もします。
古墳の背景とは
古墳とはそもそも何なのか。どのような背景で作られたのか。そして起源はどこにあるのか。さらに、古墳からどのような政治事情が推測されるのか。日本における古墳からこれらへの考察を行う。そして、古墳の衰退へも言及されている。古墳が作られた地域の変化、そして古墳が作られなくなった自体的背景を明らかにする。 「古墳はお墓でしょ?」に甘んじず、古墳から当時の日本列島の社会へ思考をめぐらす一冊。
文芸春秋
魏志倭人伝の考古学 (岩波現代文庫) 古墳とその時代 (日本史リブレット) 日本神話の考古学 (朝日文庫) 大和朝廷―古代王権の成立 (講談社学術文庫) 謎の豪族 蘇我氏 (文春新書)
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